このページでは、トラック運送事業におけるグリーン経営の認証基準について解説しています。
グリーン経営認証基準は、グリーン経営認証を取得するときに必須の取組項目です。
認証基準は全部で36項目あります。
グリーン経営認証を取得するためには、認証基準の36項目の取組ができていることが必要です。
エアフィルタ関連
認証基準
エアフィルタの清掃・交換にあたっては、走行距離について独自の基準を設定し、実施している。
取組のポイント
1.エアフィルタの清掃および交換の基準を走行距離で決めます。トラックに備え付けの取扱説明書(点検整備の項)を参考にし、車両の使用状況(標準的な使われ方か、シビアコンディションといわれる厳しい使われ方かなど)やフィルタの種類(湿式、乾式)に応じて独自に設定します。
2.湿式フィルタの場合、交換基準のみ設定します。
3.設定した清掃と交換の距離基準を文書化し、基準どおり実施し、記録を保管します。
審査での確認ポイント
1.エアフィルタの清掃と交換の基準を距離で定めているかを確認します。
2.基準どおりに実施しているかを過去直近2回分の記録で確認します。
<審査で確認する書類の例>
独自の基準を設定し、エアフィルタの清掃・交換を実施していることを示す書類
- 基準を定めた書類
- 点検・整備の記録または納品書・請求書 など
<過去の審査であった不適合例>
- 清掃と交換の基準を走行距離で定めていない。
- 清掃・交換の記録がない。