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グリーン経営認証基準 - 点検・整備のための実施体制②

このページでは、トラック運送事業におけるグリーン経営の認証基準について解説しています。

グリーン経営認証基準は、グリーン経営認証を取得するときに必須の取組項目です。
認証基準は全部で36項目あります。
グリーン経営認証を取得するためには、認証基準の36項目の取組ができていることが必要です。

点検・整備のための実施体制②

適切に点検・整備を実施するために、ドライバーに対して点検・整備に関する教育を継続して行うことが必要です。

点検・整備を適切に実施し、車両管理を確実に行うことにより、車両故障および車両故障に起因する事故を未然に防止することができます。

認証基準

点検・整備について、ドライバーを対象に教育を行い、情報の提供を行っている。

取組のポイント

1.適切な時期に、適切な個所の点検・整備を行うことが、車両維持や環境保全の観点から重要です。そのためにドライバーに対し、日ごろから、異常の見分け方など点検・整備に関する知識や技能を身につけさせるための教育や情報提供を行うことが大事です。
2.具体的な教育内容、方法の例には次のようなものがあります。
①(公社)全日本トラック協会発行の「トラックドライバーが日常行う事項」、「点検・整備ハンドブック」等を利用した説明や配付。
②トラックメーカー(ディーラー)発行の車両取扱説明書(点検・整備の部分)、メンテナンスノート等を利用した説明や配付。
③新入のドライバーに対して日常点検などに関する知識や実技の教育。
④全ドライバーへ数年に一度など定期的に点検・整備に関する再教育。
⑤新車導入時に排ガス減少装置などその車両に特有の点検・整備に関する注意事項などの教育。
3.教育内容は「点検・整備に関すること」であればどんなことでもかまいません。

審査での確認ポイント

  • 点検・整備に関する事柄を教育、情報提供しているかが確認されます。

審査で確認する書類の例

ドライバーに対し点検・整備に関する教育、情報提供を実施していることを示す下記のいず
れかのものが必要です。

  • 教育資料
  • 社内通達文書、社内報または掲示物
  • 教育記録

過去の審査であった不適合例

  • 点検・整備に関する教育の資料または記録がない。