このページでは、トラック運送事業におけるグリーン経営の認証基準について解説しています。
グリーン経営認証基準は、グリーン経営認証を取得するときに必須の取組項目です。
認証基準は全部で36項目あります。
グリーン経営認証を取得するためには、認証基準の36項目の取組ができていることが必要です。
点検・整備のための実施体制①
点検・整備を整備業者に依頼するにあたっては、整備業者任せにしないで、トラック運送事業者が車両の使用状況をもとに責任を持って取り組む必要があります。
認証基準
点検・整備の責任者を、点検・整備に関する権限を明確に示した上で、任命している。
取組のポイント
1.環境保全に配慮した点検・整備の実施を確実にするための責任者を任命します。
2.点検・整備は専門的な事柄です。責任者には、法定の整備管理者や点検・整備に知識や経験のある人を充てるのが適切でしょう。
3.責任者には点検・整備に関してどのような権限があるのかを明確にして、社内へ周知します。
4.法定の整備管理者が選任されていれば、特に点検・整備の責任者を別に定める必要はありません。
審査での確認ポイント
1.点検・整備責任者が任命されていることが確認されます。
審査で確認する書類の例
点検・整備の責任者(法令で定める整備管理者でも可)を任命していることを示す下記のいずれかのものが必要です。
- 法令で定める整備管理者の場合は選任届の写し
- 社内通達文書、社内報または掲示物
- その他文書化されたもの