「特定の運転者以外にも適性診断(一般診断)を計画的に受診させていること」は、Gマークの認定を受けるための評価項目「Ⅲ.安全性に対する取組の積極性」の項目のひとつです。配点は2点です。
下記の2点が判断されます。
心理・生理の両面から、運転者性向の基本要因についての諸特性を明らかにするための適性診断の受診の有無
自動車事故対策機構、トラック交通共済協同組合、損害保険会社等が行っている適性診断の受診結果
判断基準
①か②のいずれかを満たした状況が確認されれば加点の対象となります。
① 過去1 年以内において、「適性診断(一般診断)」の受診者数が、全ての選任運転者数の3 割以上であること。
② 過去3 年間において、全ての選任運転者が「適性診断(一般診断)」又は「適性診断(特定の運転者に対する診断)」のいずれかをもれなく受診していること。
添付資料
添付資料は、次の①、②です。
① 自認事項に係るチェックリスト
② 受診結果(選任運転者個人の受診結果又は受診結果一覧表)のコピー
具体的な研修の内容
特定の運転者に対する診断とは、次に掲げる運転者及び診断を指します。
特定の運転者 適性診断の種類
①…死者又は負傷者が生じた事故を引き起こした者(事故惹起運転者) 特定診断Ⅰ、Ⅱ
②…運転者として新たに雇い入れた者(初任運転者) 初任診断
③…高齢者(65 歳以上の者をいう。)(高齢運転者) 適齢診断