「自社内独自の運転者研修等を実施していること」は、Gマークの認定を受けるための評価項目「Ⅲ.安全性に対する取組の積極性」の項目のひとつです。配点は3点です。
安全運行確保を目指した自社内の事故防止対策担当者による自社主催の研修、あるいは外部講師を招へいした研修、当該事業所の管理者が主催する研修等、運転者等を対象とした研修会の実施について判断されます。
輸送の安全に関する研修が評価の対象です(会議に当たるものを除きます)。
判断基準
過去1年間において、実施した状況が確認できれば加点の対象となります。
選任運転者数の半数以上が研修を受講すると、加点は3点です。
選任運転者数の半数未満しか研修を受講しないと、加点は1点です。
添付資料
添付資料は、次の①~③です。
① 自認事項に係るチェックリスト
② 研修実施記録や研修報告書など研修を実施した状況が分かる書類のコピー
※研修実施記録等の必須記載事項:実施した年月日、場所、出 席者、研修内容
③ 研修資料のコピー
具体的な研修の内容
研修とは、職務に対する理解を深め、習熟するために学習することを指します。
自社内独自とは、本社・支社・支店等が主催するものを指します。
自社以外の他社との共催のものも含まれます。(ただし、自社も共催であることが判別できるように必ず明記して下さい。)
具体例としては、次のようなものが挙げられます。
- 交通事故防止に係る輸送の安全に関する研修
(危険予知訓練やKYT、グループ活動等を除きます。) - 交通事故防止に係る個別の添乗指導
選任運転者の半数以上の指導結果を添付する必要があります。 - 点検整備に関する内容
- 省エネ運転研修
- タイヤ特性に関する内容