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運行管理者試験について

運行管理者試験は運行管理者になる方法のひとつ

運行管理者試験とは、事業用自動車の運行の安全に関する実務経験がない方が運行管理者になる資格を得るための試験です。

公益財団法人 運行管理者試験センターが実施しています。1年に2回、8月頃と3月頃に実施されます。試験期間は約1カ月です。

運行管理者試験には、旅客と貨物の2種類があります。

運行管理者試験を受験するための資格

運行管理者試験は誰でも受けられるというわけではありません。
運行管理者試験を受験するには、次のいずれかに該当することが必要です。

1. 実務経験1年以上
2. 基礎講習修了
3. 基礎講習修了予定

1.実務経験1年以上

試験日の前日において、次のいずれかの運行の管理に関し、1年以上の実務の経験を有する方。

  • 自動車運送事業(貨物軽自動車運送事業を除きます。)の用に供する事業用自動車
  • 特定第二種貨物利用運送事業者の事業用自動車(緑色のナンバーの車)

2.基礎講習修了

国土交通大臣が認定する講習実施機関において、平成7年4月1日以降の貨物、旅客の試験の種類に応じた基礎講習を修了した方。

①貨物自動車運送事業輸送安全規則(「安全規則」と言います。)に基づき国土交通大臣から認定された講習実施機関で基礎講習を受講された方は、貨物試験の受験資格を得ます。

②旅客自動車運送事業運輸規則(「運輸規則」と言います。)に基づき国土交通大臣から認定された講習実施機関で基礎講習を受講された方は、旅客試験の受験資格を得ます。

3.基礎講習修了予定

国土交通大臣が認定する講習実施機関において、貨物、旅客の試験の種類に応じた基礎講習を受講予定の方(指定の期日までに基礎講習を修了予定の方)。

  • 運行管理者試験の受験申請と基礎講習の受講申込みは別々の手続きが必要です。運行管理者試験の受験申請される方は、事前に国土交通大臣が認定する講習実施機関で基礎講習の申込みを完了してから受験申請してください。
  • 貨物、旅客の試験の種類に応じた基礎講習を修了し、試験事務センターに修了証書の写し又は運行管理者講習手帳の写しを提出した段階で受験資格を満たすこととなります。
  • 基礎講習が修了できなかった方、および試験の種類に応じた基礎講習の修了証書の写し又は運行管理者講習手帳の写しが指定の期日までに未提出の方は受験できません。

運行管理者試験の受験に必要な書類

受験申請の方法と受験資格により必要な書類は異なります。

新規受験申請で必要な書類等

実務経験1年以上

  1. 実務経験の期間等に関する証明
    実務経験承認者の「氏名、勤務先名、役職名、電話番号、メールアドレス」
    ※実務経験承認者から実務経験を承認するメールを送信してもらうため
  2. 受験者を証明する書面(自動車運転免許証、マイナンバーカード、住民票のいずれか1種類)
    ※マイナンバーの記載がないもの
  3. 顔写真(正面、無帽、上三分身、無背景の6カ月以内に撮影されたもの)

基礎講習修了または修了予定

  1. 基礎講習修了証または運行管理者講習手帳(試験の種類に応じたもの)
  2. 受験者を証明する書面(自動車運転免許証、マイナンバーカード、住民票のいずれか1種類)
    ※マイナンバーの記載がないもの
  3. 顔写真(正面、無帽、上三分身、無背景の6カ月以内に撮影されたもの)

再受験申請で必要な書類等

  • 顔写真(正面、無帽、上三分身、無背景の6カ月以内に撮影されたもの)

運行管理者試験に合格するには

運行管理者試験は年々難易度がアップしてきています。合格点を取るには、しっかりと勉強する必要があります。一夜漬けの勉強で合格することは難しいと言えます。

ですが、めちゃくちゃ難しいというわけでもありません。独学でも十分合格することはできます。

早目に試験対策に取り掛かることをお勧めします。

こちら(↓)のページでは、運行管理者試験に合格するための勉強方法やテキスト&問題集について、私自身の経験を踏まえてお伝えしています。よろしければ、ご参考にしてください。
『運行管理者試験に合格するための勉強方法』

次回の運行管理者試験(2024年度(令和6年度)第2回)についてはこちらをご覧ください。
運行管理者試験 – 2024年度(令和6年度)第2回

運行管理者試験について詳しく知りたい方は、運行管理者試験センターのホームページをご覧ください。

運行管理者試験センターのホームページへはこちらからどうぞ。

国土交通大臣が認定する講習実施機関の一覧を知りたい方は国土交通省のホームページへどうぞ。