自動車の走行により排出されるNOX、PM 等の大気汚染物質やCO2 等の温室効果ガスの排出を削減するためには、天然ガス自動車、電気自動車、ハイブリッド車などの低公害車の導入が最も効果的です。
低公害車の導入
低公害車の導入は、グリーン経営認証の取組項目の一つです。認証基準とされている必須の取組項目ではありません。
取組項目
・低公害車を導入している。
・低公害車の導入について計画を策定し、目標達成に向けて導入に取り組んでいる。
・導入計画に基づいて、低公害車の導入目標を達成している。
低公害車とは
グリーン経営認証が対象とする「低公害車」とは、「低公害車開発普及アクションプラン」(経済産業省、国土交通省、環境省)における低公害車のうち、次の車両です。
- 天然ガス自動車
- 電気自動車
- ハイブリッド自動車
- 低燃費かつ低排出ガス認定車(※)
※「エネルギーの使用の合理化に関する法律」に基づく燃費基準(トップランナー基準)早期達成車で、なおかつ、国の定めた「低排出ガス認定実施要領」に基づく低排出ガス認定車。
自社の事業の実態に合った低公害車の導入計画を策定し、目標達成に向けて取り組んでいくことが必要です。
車両を導入するには、費用が大きく経営に与える影響も大きいです。1年程度の短期的な計画ではなく、3~5年程度の中長期的な計画をたてます。
トラック協会の環境対応車導入促進助成金について
低公害車の導入は費用がかかりますが、トラック協会の「環境対応車導入促進助成金」や東京都の「ハイブリッドトラック導入補助金」などの助成金を利用することができます。
トラック協会の環境対応車導入促進助成金についてはこちらをご覧ください。
東京都の「ハイブリッドトラック導入補助金」についてはこちらをご覧ください。