このページでは、トラック運送事業におけるグリーン経営認証基準について解説しています。
グリーン経営認証基準は、グリーン経営認証を取得するときに必須の取組項目です。
認証基準は全部で36項目あります。
グリーン経営認証を取得するためには、認証基準の36項目の取組ができていることが必要です。
アイドリングストップの励行②
業務内容や冷凍車、ローリーといった車両の種類、エアヒーター、蓄熱マット、蓄冷式クーラーなどの設備によって、アイドリングストップがどんな場面でできるかが異なります。
アイドリングストップをできるのはどんなときなのか、各車の特性や設備を踏まえて、具体的にどんなときにエンジンを切るかを定め指導していくことが必要です。
認証基準
アイドリングストップに関する具体的な実施項目を定めている。
取組のポイント
1.どのような場合にアイドリングストップをするか具体的な実施項目を定めて、文書化し、ドライバーに周知します。
2.業務内容や車両の用途(冷凍車、ローリー等)、キャビン内の設備(エアヒーター、蓄熱
マット、畜冷式クーラー等)などによって、どのような場合にアイドリングストップを実施できるかが変わってきます。各車の用途や設備を踏まえて、業務に支障が無い範囲で実施項目を決めます。
3.ドライバーへの周知方法は、文書の掲示、回覧、配付、あるいは集合教育での説明などがあります。
審査での確認ポイント
アイドリングストップを行う具体的な実施項目(場合)を定めているかが確認されます。
審査で確認する書類の例
具体的な実施項目を定めていることを示す下記のいずれかが必要です。
- 教育資料
- 社内通達文書、社内報または掲示物
- 教育記録
アイドリングストップ支援機器導入促進助成金を活用する
アイドリングストップを推進するには、アイドリングストップを容易にできる機器等を導入することも大切です。
トラック協会のアイドリングストップ支援機器導入促進助成金は、トラック協会の会員企業がアイドリングストップ支援機器の取得する際の金額の一部を助成するものです。