「事業所内での安全対策会議の定期開催」は、Gマークの認定を受けるための評価項目「Ⅲ.安全性に対する取組の積極性」の項目のひとつです。配点は3点です。
事業所内における、選任運転者等を対象とした交通事故防止や危険予知など輸送の安全に関する安全対策会議、交通事故防止に関するQC活動や小グループ安全活動の定期的な取り組みが判断されます。
研修に当たるものを除き、輸送の安全に関する事項を取り上げた会議・活動が評価されます。
判断基準
①か②のいずれかを満たした状況が確認できれば加点の対象となります。
①過去1年間において2回以上実施
②過去3年間において毎年1回実施
添付資料
添付資料は、次の①~③です。
① 自認事項に係るチェックリスト
② 議事録のコピー
※議事録の必須記載事項:実施した年月日、場所、出 席者、会議内容
③ 会議資料のコピー
具体的な会議の内容
当該事業所が主催の会議であれば、協力会社や関係先が同席しても加点の対象とされます。
具体例としては、次のようなものが挙げられます。
- 月例の車両に係る交通事故防止会議
- 安全衛生委員会(車両の交通事故防止の内容が含まれるものに限ります)
- グループによる危険予知訓練またはヒヤリ・ハット活動(運転者個人によるものや個人シートのみのもの、1人 KYT、荷扱、荷卸作業、積み付けや積込等の内容を除きます)
- 交通事故防止に関するQC 活動、小グループ安全活動
※QC 活動とは、小規模のグループ活動により、問題点について原因の究明、改善策の検討、実行の成果等を実証することにより、問題の解決を図ることを目的とした活動を指します。 - 交通事故防止等輸送の安全確保に関する会議、活動 など
安全対策会議に関する注意点
1.同一種類の会議が定期的に開催されていなければなりません。
- 安全対策会議 1回 + K Y T 活動 1回 = 不可×
同一種類の会議ではないので認められません - 安全対策会議(定期)1回 + 安全対策会議(臨時)1回 = 不可×
定期的な開催ではないので認められません - 安全対策会議(定期)1回 + 安全対策会議(定期)1回 = 可 ○
2.同一内容の会議等をメンバーを分けて2回開催したものは合わせて1回としてカウントされます。