運行管理者試験を受験するための資格
運行管理者試験は誰でも受けられるというわけではありません。
運行管理者試験を受験するには、次のいずれかに該当することが必要です。
1. 実務経験1年以上
2. 基礎講習修了
3. 基礎講習修了予定
1.実務経験1年以上
試験日の前日において、次のいずれかの運行の管理に関し、1年以上の実務の経験を有する方。
- 自動車運送事業(貨物軽自動車運送事業を除きます。)の用に供する事業用自動車
- 特定第二種貨物利用運送事業者の事業用自動車(緑色のナンバーの車)
2.基礎講習修了
国土交通大臣が認定する講習実施機関において、平成7年4月1日以降の貨物、旅客の試験の種類に応じた基礎講習を修了した方。
①貨物自動車運送事業輸送安全規則(「安全規則」と言います。)に基づき国土交通大臣から認定された講習実施機関で基礎講習を受講された方は、貨物試験の受験資格を得ます。
②旅客自動車運送事業運輸規則(「運輸規則」と言います。)に基づき国土交通大臣から認定された講習実施機関で基礎講習を受講された方は、旅客試験の受験資格を得ます。
3.基礎講習修了予定
国土交通大臣が認定する講習実施機関において、貨物、旅客の試験の種類に応じた基礎講習を受講予定の方(指定の期日までに基礎講習を修了予定の方)。
- 運行管理者試験の受験申請と基礎講習の受講申込みは別々の手続きが必要です。運行管理者試験の受験申請される方は、事前に国土交通大臣が認定する講習実施機関で基礎講習の申込みを完了してから受験申請してください。
- 貨物、旅客の試験の種類に応じた基礎講習を修了し、試験事務センターに修了証書の写し又は運行管理者講習手帳の写しを提出した段階で受験資格を満たすこととなります。
- 基礎講習が修了できなかった方、および試験の種類に応じた基礎講習の修了証書の写し又は運行管理者講習手帳の写しが指定の期日までに未提出の方は受験できません。